秋にも花粉症の足音が忍び寄る~!?<鼻呼吸>
2023年10月2日
―くしゃみが…
―鼻水が…
…目がかゆい!
そう、花粉症の症状が強く出るのは春だけではないんです…!
みなさんこんにちは、淀川区加島の川越歯科医院です。
秋は過ごしやすい季節、と思っていましたが残暑も長引き、そのイメージもだんだん薄れてきました。
秋も過ごしにくく感じるようになった原因の一つ、それは年々強力になったと感じる秋の花粉症です。
私自身、春も秋も花粉症の症状が出るようになったので素直に秋の訪れを喜べなくなっています。春の花粉はスギやヒノキですが、秋にはブタクサ、ヨモギ、カナムグラといった植物の花粉が飛んでいます。これらの植物はこの時期公園や河川敷に多く生息しています。
花粉症は鼻水、顔や目のかゆみ、くしゃみが一般的ですが喉に異物感や痛みを感じ咳が出る症状もあります。特に秋の花粉症の原因とされる植物の一つブタクサの花粉は喉から気管支に入り込みこういった症状を誘発します。
咳が出るという症状について掘り下げますと花粉が気管支まで入る原因はいろいろと考えられるようです。
花粉症の症状で咳が出る原因
*花粉が混じった鼻水が喉に落ちる
*鼻水で鼻呼吸ができなくなり口呼吸を誘発し直接喉に花粉が付着する
*花粉に加えてPM2.5などの汚染物質も飛んでいるため症状が出やすくなっている
鼻が詰まっていなくてももともと口呼吸の方はそのリスクが高まります。年々花粉症の症状が強くなっていると感じておられる方は虫歯、歯周病のリスクもありますし口呼吸を放置せず改善するよう目指していただければと思います。
どの症状も辛いですが花粉による咳は一度出るとなかなか止まりませんし症状が長引けば発熱、風邪に発展する場合もありますので注意が必要です。
一般的ではありますが花粉症対策を挙げていきます
花粉症対策
*マスク、対花粉症用の眼鏡を着用する
*花粉が付着しづらい素材の服を着る
*玄関に入る前に服についた花粉をはらう
*外から帰ってきたらうがいや洗顔をする
*こまめに掃除をする
そして鼻呼吸が苦手な方はこちらの項目に「鼻呼吸の強化」を追加してみましょう!
口呼吸は異物を直接体内に入れてしまうのでアレルギーのリスクは鼻呼吸より高くなります。
日ごろから「あいうべ体操」やガムを噛むなどを習慣に取り入れつつ鼻呼吸を意識してするようにしてみてください。
すべての症状がなくなるということはありませんがある程度症状が緩和すると思います。
鼻呼吸はほかにもたくさんメリットがあるので苦手な方はメンテナンス時にご相談ください!