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かわごえ歯科 blog / ブログ

ハブラシを選ぶポイント

2023年6月29日

皆さんこんにちは。淀川区加島の川越歯科医院です。皆さんはハブラシを購入する際自分に合ったハブラシを選べていますか?あまり意識できていないかも…という方は是非この記事を読んで頂き、今後のハブラシを選択する参考にしてもらえたらと思います。

まずハブラシは大きく分けて4つの種類があります

*手用ハブラシ
 ・自分の手で動かしてプラーク等を除去するハブラシ

*電動ハブラシ
 ・モーターによって1分間に3千~7千回という高速で回転、または反回転するハブラシ

*音波ブラシ
 ・1分間に2万~4万回の振動で汚れを落とせるハブラシ

*超音波ブラシ
 ・1分間に120万回以上の超音波を利用するハブラシ

があります。今回は手用ハブラシ選ぶ際のポイントについてご説明します。

*ヘッドのサイズ
 ・ハブラシの大きさは様々です。一般的に、小さなヘッドの物の方が奥歯や細かい箇所も磨きやすく 比較的汚れも落としやすいです。大きなヘッドサイズはハブラシが大きい分、時短で歯磨きができます。ただし細かいところの汚れまでは取り切れないことが多いです。自分の口のサイズや歯の形状、ライフスタイルに合った適切なヘッドサイズを選びましょう。

*毛の硬さ
 ・ハブラシの毛の硬さも重要です。柔らかい毛の方が歯肉や歯を傷つけにくいです。逆にふつうの毛や硬めの毛は注意していても場合によっては歯肉を傷つけやすいです。理想としては柔らかい毛で毛束がしっかりしているものがお勧めです。

*毛の形状
 ・平切り毛(ラウンドカット)は基本的によく見る形状です。毛先が丸くカットされており歯の表面の汚れを落としやすいとされています。
 ・極細毛は毛先が細くなっており、歯周ポケット内のプラークを取り除きやすい特徴があります。

*柄の長さ
 ・ハブラシの柄の長さは、使いやすさに影響を与えます。自分の手にフィットし、しっかりと握りやすい柄を選ぶことが大切です。また、長い柄は奥歯にアクセスしやすくなるため、歯全体を効果的に磨くことができます。握力が下がっている人は太い柄だと比較的握りやすくなります。

*個人のニーズに合った機能
 ・ハブラシには様々な機能があります。例えば、電動ハブラシは効率的なプラーク除去が期待できます。また、歯肉の状態に合わせて柔らかさを調節できるハブラシもあります。自分のニーズや目標に合わせた機能を持つハブラシを選びましょう。

これらのポイントを考慮しながら、自分に合ったハブラシを選んでください。また、定期的な歯科医院の受診や歯科衛生士のアドバイスも歯の健康には重要です。

どんなハブラシが自分に合っているのかわからないという方は是非ご相談ください。

妊娠中のお口ケア

2023年6月26日

皆さんこんにちは。淀川区加島の川越歯科医院です。今回は妊娠中のお口ケアについてお話しします。妊娠するとお母さんの体には大きな変化が起きます。その変化はお口の中のことも含まれます。赤ちゃんにとってもお母さんのお口の中の健康は重要な要素となります。ここでは、妊娠中のお口ケアの重要性と注意点についてご紹介します。

妊娠中はホルモンの変化や免疫機能の低下、唾液量減少などが起こります。これにより、お口の中の細菌が増えやすくなり、歯周病や虫歯のリスクが高まります。

また、妊娠中に歯周病が悪化すると早産や低体重児のリスクも上がることが研究で示されています。そのため、妊娠中のお口ケアがとても重要になってきます。

でも妊娠中でも歯医者さんに行っても大丈夫かな…?と不安に思われる方もいると思います。もちろん妊娠中であっても適切なタイミングでさえあれば歯医者に来て頂いて大丈夫です!

*妊娠初期(約1ヵ月から約4ヵ月頃)
・この頃は切迫流産の危険があり、つわりや体調も不安定なことが多い時期です。
歯科治療には慎重さが必要な時期です。

*妊娠中期(約5ヵ月から約7ヵ月頃)
・妊娠安定期に入ってきているのでお口ケアや抜歯などの治療も行えます。ただ個人差などもあります ので歯医者やご自身の体調としっかり相談した上での歯科治療が重要です。

*妊娠後期(約8ヵ月から約10ヵ月)
・妊娠後期に入ってからも簡単な虫歯治療などはできます。
しかし、お腹が大きくなっているので長時間の治療になると同じ体勢が辛くなることなどが出てきます。

以上のことから歯医者さんに行くのは基本的には妊娠中期(約5ヵ月から約7ヵ月頃)の安定期に入った頃からがベターだと思います。

ですがより良いのは常日頃からしっかりケアを継続している状態だと思いますので何かがあるから歯医者に行くのではなく、何か起きる前に常日頃からの予防が大事になります。

歯磨きはいつの時でも大事ですが妊娠中の歯磨きは赤ちゃんにも影響が出てくるのでより気を付けたいという方が多いと思います。ですがつわりなどで中々思うように歯磨きができないときも出来る限りお口のケアができるようにいくつかの方法をご紹介します。

*体調のいいときに歯磨きをする
・毎日の歯磨きをしてもらう方がもちろんいいですが、一番はお母さんの体調です。
ご自身の体調と相談して歯磨きするようにしましょう。
歯磨きが無理な場合はうがいだけしてみたり、フロスなどの補助的なものだけ使用してみたりと工夫してみましょう。

*歯磨き粉やマウスウオッシュを自分に合ったものにする
・研磨剤、発泡剤が入ってないものや無香料のものを選びましょう。
・どうしても無理な時は少量にしたり、つけないようにしましょう。
・オーガニックのものや、ジェルタイプの歯磨き粉を使ってみましょう。
・マウスウオッシュは低刺激なものやアルコールの入っていないものがおすすめです。

*ハブラシを自分に合ったものにする
・つわりなどの症状がある場合には、歯磨きの後に吐き気を催すことがあるため柔らかい歯ブラシや 頭の部分が小さなものを使ってみましょう。

*歯磨きの仕方に注意する
・つわりで歯磨きがしにくい方は下を向いて俯き加減で奥から手前に出す感じで磨いてみましょう。
・妊娠中はホルモンなどの関係で特に歯肉が腫れやすくなりますのであまり強い力で磨かないように気を付けましょう。

妊娠中の歯科ケアはお母さんの健康だけでなく、お子さんの将来の口腔健康にも影響を与える重要な要素です。適切な歯科ケアを行い、妊娠期間中も健康な笑顔を保ちましょう。

出来る限り患者様のご希望に添えるように力を尽くしますので、お悩みごとがあればどうぞご連絡くださいね。

あなたのお口、乾いていませんか?縁の下の力持ち!唾液の役割とは?

2023年6月22日

みなさんこんにちは。淀川区加島の川越歯科医院です。

口腔内の健康維持には、様々な要素が関与しています。その中でも唾液はとても重要な役割を果たしています。

唾液は健康な方でだいたい一日1.0~1.5リットル出ています。唾液には私たちの口内環境を守り、食事の消化を助けるだけでなく、口臭の予防などさまざまな役割があります。今まで意識しなかった唾液の存在も今日から頼もしい存在となること間違いなしです!

私たちの生活になくてはならない唾液の9つの作用

1.自浄作用– 唾液の流れにより、食べかすや細菌が洗い流され、口腔内の清潔さを維持します。

2.消化補助– アミラーゼという消化酵素が含まれており、食物の炭水化物を分解して消化を助けます。

3.抗菌作用 – 唾液には抗菌物質が含まれており、口内の細菌の増殖を抑制します。

4.粘膜の保護作用 – 唾液にはムチン(糖タンパク)やリゾチーム、免疫グロブリンなどの成分が含まれており、口腔組織や食道を保護し免疫機能を向上させます。

5.食塊形成作用 – 唾液は味を感じさせかみ砕きをしやすくし食片をまとめて丸め込み飲み込みやすい塊の状態にして嚥下をスムーズにするサポートをしています。むせたり、誤嚥性肺炎を引き起こすのは食道と気管を分ける弁の開閉の衰えだけでなく唾液の減少も大きく関わっています。

6.口内環境の維持 唾液は口腔内のpHを中性に保ち、飲食による酸性環境を抑えて虫歯や歯周病の予防に役立ちます。

7.粘膜修復作用 -唾液には、傷を治す上皮成長因子(EGF)や、脳の老化を防止する神経成長因子(NGF)などが含まれています。これらは口の中だけでなく、体全体を守る意味でも重要な役割を果たしています。EGFは、上皮細胞の成長を促進させる働きがあり、アンチエイジングに効果もあるとされ最近では化粧品の原料としても注目されています。EGFの働きにより粘膜が傷ついても早く治ります。また、NGFは、海外でアルツハイマー型認知症の治療へ応用する研究も進められ注目されているのです。

8. 再石灰化作用 – 唾液にはカルシウムやリンなどのミネラルが含まれており、菌の出す酸に溶かされた歯の再石灰化を促進します。

9. 発声の補助 – 唾液が適切に分泌されていると、発音や発声がスムーズになります。

唾液は私たちの口内環境を適切な状態に保つために不可欠な役割を果たしています。消化を助けるだけでなく、口内環境の維持や保護、発声や嚥下のサポートなど、さまざまな機能を持っています。

しかし、唾液の分泌量は個人によって異なり、年齢や健康状態、薬物の副作用などによっても影響を受けることがあります。唾液の分泌が不足すると口内乾燥症や虫歯などの歯のトラブルが起こりやすくなるため、定期的な水分補給や適切な口腔ケアが重要です。

唾液の役割について理解することで、口内環境の健康を維持し、口臭や虫歯などの問題を予防することができます。定期的な歯科検診や適切な口腔ケアの実践を通じて、唾液の役割を最大限に活用しましょう。

※本記事は一般的な情報を提供するものであり、個別の症状や治療方法に関しては医師や歯科医師に相談してください。

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歯磨き粉の成分について

2023年6月19日

皆さんこんにちは。淀川区加島の川越歯科医院です。今回は歯磨き粉についてお話していきたいと思います。

様々な歯磨き粉が販売されていますが、皆さんはどんな歯磨き粉が自分に合っているかなと意識しながら購入されていますか?自分に合う歯磨き粉を見つけられるようにどんな成分があるのか、どんな効果があるのかを紹介していきますね。

歯磨き粉は日本薬事法により基本成分のみで構成されている「化粧品」と基本成分に薬用成分が入っている「医薬部外品」の2種類に分かれています。歯周病やむし歯の予防により力を入れたい場合は医薬部外品の歯磨き粉を選びましょう。あ

それでは詳しく成分をご紹介していきます。

〈基本成分〉

・清掃剤(研磨剤)

 働き:歯の表面を傷つけずにプラークやステインなどの歯の表面の汚れを落とす。
 主成分:リン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム、無水ケイ酸、炭酸カルシウム

・湿潤剤

 働き:歯磨剤に適度の湿り気を与え分離などを防ぐ。
 主成分:グリセリン、ソルビトール

・発泡剤

 働き:口中に歯磨剤を拡散させて洗浄し、汚れを除去する。
 主成分:ラウリル硫酸ナトリウム

・粘結剤

 働き:粉体と液体成分とを結合させ、適度な粘性を与える。
 主成分:カルボキシメチルセルロスナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン

・香味剤

 働き:爽快感と香りをつけ、歯磨剤を使いやすくする。
 主成分:サッカリンナトリウム、メントール、ミント類

・保存料

 働き:変質を防ぐ。
 主成分:安息香酸ナトリウム

〈薬用成分〉

齲蝕(虫歯)予防

 主成分:モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化ナトリウム

・歯肉炎予防

 主成分:塩化セチルピリジニウム(CPC)、塩化ベンザルコニウム、トリクロサン

・歯周病(歯肉炎・歯周炎)予防

 主成分:塩化クロルヘキシジン、トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム、           β-グリチルリチン  酸、ビタミンE、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、塩化ナトリウム(塩)

・プラークの分解

 主成分:デキストラナーゼ

・歯石沈着防止

 主成分:ポリリン酸ナトリウム

・知覚過敏抑制

 主成分:乳酸アルミニウム、硝酸カリウム

・タバコのヤニ除去

 主成分:ポリエチレングリコール

など歯磨き粉には様々な成分が入っています。むし歯が気になるならフッ素がたくさん入ったものを選んでもらったり、歯肉の炎症が気になっていたら歯肉炎予防成分である塩化セチルピリジニウム(CPC)などの表記があるものを選んだりしてみると良いでしょう。

歯磨き粉の種類には無添加のものや低刺激なもの、ジェルタイプのもの液体タイプのものなどたくさんあります。

当医院では高濃度フッ素配合のチェックアップや歯周病予防に特化したリペリオなどが置いてありご希望でしたらお買い求めいただけます。

右から(チェックアップスタンダード、コンクールジェルコートF、入れ歯専用歯みがきアルバデント、リペリオ)

お口の中は人それぞれ千差万別です。自分に何が合っているのかわからないという方は歯磨き粉を含めハブラシなどもぜひご相談ください!一緒にどんなものがいいか選んでいきましょう!

歯周病治療は順序とスタートダッシュが大事!?

2023年6月15日

歯周病の進行過程:右から健康~歯肉炎、初期の歯周炎、中等度歯周炎、重度歯周炎

 皆さんこんにちは。淀川区加島の川越歯科医院です。

今回は歯周病の治療方法と予防法についてお話します。

歯周病は放置すると歯の喪失や全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性を持つ恐ろしい病気です。しかし、現状を把握し、適切な治療とセルフケアの強化など予防策を実施することで、健康な口腔環境を長く維持することができます。

 それでは、当医院の歯周病治療について順を追いながら見ていきましょう。

【0.歯周病についての知識を身につける】

歯周病の治療には患者さんご自身の努力とやる気が重要です。自分事としてしっかり取り組めるように簡単に歯周病についてお話します。

【1.歯周病検査、問診、歯垢染色液で現状を知る】

現在の口腔内の状態や生活習慣の改善点などを把握して頂き改善案をご提案させていただきます。なかなか改善できないこともあると思いますがあまり悩まずに出来ることから改善していって頂けたらと思います。

【2.口腔衛生の改善】

歯周病は、日常の口腔衛生習慣の改善が重要です。適切な歯磨きやフロスの使用による歯垢の除去で歯肉の炎症を和らげます。歯科衛生士が正しいブラッシング法やフロッシングの方法などを回数3回、お時間にして2時間かけてご指導いたします。

【3. スケーリング(歯石除去)後メインテナンスへ】

歯肉の炎症がある程度落ち着いたら歯石除去を行っていきます。歯肉に強い炎症があると歯石除去をすると強い痛みと出血を伴うだけでなく歯周病の予後にも関わってきます。初期の歯肉炎であればそこまで影響はありませんが歯周病が進行した場合、ブラッシング状態を改善し歯肉の炎症を落ち着けることは今後も重要になってきますのでブラッシング指導の際に分からないことや出来ないことは訊いて歯肉の改善に努めましょう。歯肉よりも上に沈着する縁上歯石、歯肉よりも下に沈着する縁下歯石があります。スケーリングにかかる回数と時間は歯の本数、歯周病の進み具合、歯石の沈着量で異なります。歯石を除去すればそれで終わりではなくここからセルフケアと定期的なクリーニングをしながら歯肉や歯周ポケットの変化をメインテナンスにより経過観察します。メインテナンスは歯周病の状態により期間が変わります。また、こちらが2か月、3か月と提示していても忙しければ期間を延ばしていただいても大丈夫です。(期間を延ばされる方で口腔内に不安な要素がある場合はお声かけさせて頂きます。)

【4. 抗生物質の処方や咬み合わせの対策】

限局的に歯肉が腫れていたり膿が出てくる場合、直接歯肉に抗生物質を投与したり、内服して頂き一時的に菌の繁殖を止め、数を減少させます。ただし、抗生物質は適切な使用方法と期間を守ることが重要です。また、咬み合わせの関係で負荷のかかっている歯も歯周病になりやすいので必要に応じて歯を削って咬み合わせの調整をします。歯ぎしりや食いしばりが癖になっている場合はマウスガードなどで負荷を軽減することもあります。

【5. 外科的手術】

メインテナンスで歯周ポケットの経過観察をしますがセルフケアや生活習慣が理想的なのに歯周ポケットが深いままの場合必要に応じて外科的手術が必要となることがあります。手術治療には、以下のような方法があります。

 *歯周ポケットの掃除と再形成:歯科医師が歯周ポケット内の歯石や感染物質を除去し、歯周組織の再形成を行います。 

 *骨移植:進行した歯周病によって骨が損失した場合、追加の骨材を移植することで骨の再生を促します。

   ※どんな外科的手術もすれば上手くいくこと、治ることを保証するものではございません。

喫煙中であったり、口腔内の状態をセルフケアで十分衛生的に保てない場合は予後も良くありません。

【+α.予防法】 歯周病が進行してから治療を受けるよりも予防に軸足を置いた方が簡単で施術も軽くなります。

以下は歯周病を予防するためのポイントです。

 *正しい口腔衛生習慣の確立:適切な歯磨きやフロスの使用、定期的な歯科検診を習慣づけましょう。

 *健康的な生活習慣の維持:バランスの取れた食事、禁煙、ストレスの管理などが口腔の健康に寄与します。

 *歯科医師の定期的なチェックアップ:定期的な歯科検診に通い、歯周病の早期発見、治療を受けるようにしましょう。

 いかがでしたでしょうか。今回は当院での歯周病治療についての考え方、進め方についてお話させて頂きました。一度何らかの処置をして終了!という治療ではありません。一生お付き合いしていくつもりで取り組んで頂けると嬉しいです。

 歯周病は放置すると口の中だけではなく全身に重篤な問題を引き起こす可能性がありますが、早い段階の予防と検診、適切な治療を実施することで進行の抑制が可能です。「自分は大丈夫」、そう思わずに口腔衛生の改善や定期的な歯科検診、必要に応じた治療方法を適切に行うことが、健康な口腔環境を維持するために重要です。

禁煙方法

2023年6月12日

皆さんこんにちは。淀川区加島の川越歯科医院です。今まで喫煙と歯周病のことや禁煙のメリットのお話をしてきました。

もしかしたらこれらの記事を読んで禁煙にチャレンジしてみよう!と思われた方もいるのでは!と思い今回はいくつかの禁煙方法をご紹介します。

禁煙は健康的な生活を追求する上で非常に重要な一歩ですので是非最後までお付き合いください!

1 決意を固める: 禁煙を成功させるためには、まずは本気で禁煙を決意することが重要です。当たり前のことに聞こえますがとても大切なことです。禁煙するには強い意志と意欲が無ければそもそもチャレンジもできません。ですので、自分の意思をしっかりと確認しましょう。

2 周りにサポートを求め環境を整える: 禁煙は一人で取り組むことも可能ですが、家族や友人など周りの方々のサポートを受けることで成功率が高まります。周りのサポートがあれば環境を禁煙に適したものに整えやすくなります。自宅や職場の周囲から喫煙物やタバコのにおいを取り除き、禁煙をしやすい環境を整えましょう。

3 置き換え療法を行う: 禁煙時にニコチン離脱症状が出ることがありますが、置き換え療法を利用することで症状を軽減することができます。ニコチンパッチやニコチンガムなどの禁煙補助薬を使用することで、徐々にニコチン依存から離れていくことができます。

4 ストレス対処法を学ぶ: 喫煙をしている方の多くは煙草をストレス解消の手段として吸っていることが多いかなと思います。喫煙でストレスを解消するのではなく別のストレス対処法を学ぶことが重要です。ウォーキングやヨガ、深呼吸などのリラクゼーションテクニックを取り入れることで、ストレスを軽減することができます。他にも自分の好きな音楽を聞いたり、マッサージを受けたり自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。

5 アプリやオンライン禁煙治療プログラムを利用する: 最近では便利なアプリやオンラインで医師の診療を受けることもできます。それら活用して現在の禁煙状況の把握やモチベーションの向上、コミュニティの参加などを行うとより禁煙が成功しやすくなると思います。さまざまなアプリ等がありますので、自分に合ったものを選んで利用してみてください。

6 健康的な生活習慣を目指す:バランスの取れた食事を摂り、適度な運動を行い、十分な睡眠をとるなど健康的な生活習慣を取り入れることで禁煙への意欲を高めることができます。

7 自分自身へのご褒美を作る: 禁煙は人によっては長く辛い挑戦になると思います。自分をご褒美で励ましましょう。禁煙を継続した週や月ごとに、自分へのご褒美を用意することでモチベーションを高めることができます。

8 目標を設定する: 禁煙の目標を明確に設定することは重要です。具体的な目標を立て、進捗を把握することで、自身のモチベーションを高められ継続していくことができます。

9 禁煙後のメリットを想像する: 禁煙後の健康的な生活や身体への良い変化を想像することも効果的です。禁煙によって味覚や嗅覚が回復し、肌の状態が改善するなど、多くのメリットが待っています。(R5年6月1日投稿の禁煙のメリットという記事を参考にしてください)

10 失敗しても諦めない: 禁煙は簡単なことではありません。しかし、失敗しても何度でも挑戦することが重要です。もういいやと投げ出してしまうとそこで終わってしまうので、失敗してもここまで頑張ったと自分を褒めてあげて次のチャレンジへのモチベーションをあげていきましょう。また、他の人の成功ストーリーを聞いたり、コミュニティに参加したりすることでも、モチベーションを保つことが可能です。

様々な禁煙方法を試しながら、あなたに合ったアプローチを見つけてください。禁煙は時間がかかるかもしれませんが、諦めずに取り組むことで、健康的な生活を手に入れることができます。私共でお手伝いできることがあればご相談ください。成功をお祈りしています!

禁煙を決意!

なぜ虫歯になるの?

2023年6月8日

歯を失う原因である二大巨頭、虫歯と歯周病。

どちらもいつの間にか進行していて原因がいまいちはっきりしない印象がありませんか?

例えば虫歯になって「歯が痛い」と言うとご家族の方や診てもらった歯医者さんで「ちゃんと歯を磨いていないから」とか「おやつやジュースは控えめにね」なんて言われてしまい複雑な心境になってしまった方も少なくないと思います。

 

―食べた後は必ず磨いているし甘いものも好きじゃない…

―私より妹の方がおかし食べてるし歯も磨かないじゃない!

そうしてそんなもやもやとした気持ちを抱えながらも家に帰ってなんとなく歯磨きの時間を長くしてみたり、力を入れて磨いたり。楽しみにしていた食後のデザートを減らしたり…。

本当に必要ならとても素晴らしい第一歩ですが何事もやりすぎは良くないですし継続も難しいです。

なかなか診療中だけでは十分にご説明出来ないので今回は<虫歯になる3つの原因+α>についてお伝えできたらと思います。

虫歯には「Keyesの3つの輪」ともう一つ、「時間」が加わった「Newbrunの4つの輪」という概念があります。下の図は「Newbrunの4つの輪」を説明しやすくアレンジしたものです。

「Keyesの3つの輪」に「時間」が加わった「Newbrunの4つの輪」

虫歯には4つの原因があり、その原因が重なった時虫歯が発生します

原因①菌:口の中に虫歯の原因菌がいるかどうか

口の中にはたくさんの細菌がいます。種類にして300~700種類。人によって種類と数は異なります。その中で虫歯の原因となるのがミュータンス菌です。ミュータンス菌は乳歯が生え始めた頃から日々の生活の中で食器の共有やスキンシップによって感染します。

原因②宿主要因:歯の質、生活環境、年齢など

宿主(しゅくしゅ)とはウイルスや細菌、寄生虫などに寄生される側のことを示します。虫歯の場合、宿主はヒトや動物の体のことであり宿主要因とは歯質、歯の形、歯並び、唾液、健康状態、生活習慣や抵抗力などその他色々挙げられます。

原因③糖:菌が糖を分解する時に出来る酸が歯を溶かす

虫歯の原因菌は飲食物に含まれる糖分をエサにします。虫歯菌の食事中に発生した酸によって歯が溶かされます。

―甘いものを我慢すればいい?

その答えは「いいえ」です。日本人の主食である白米や給食でおなじみの牛乳にも糖分は含まれています。砂糖の摂取回数を減らすことは虫歯予防には効果的ですが砂糖の入ったお菓子やジュースを摂取しないことで虫歯にならない、というわけではないのです。

原因④(+α)時間:①~③が合わさっている時間の長さ

①~③が交わる時間、つまりは糖が口の中に停滞しその糖を菌が分解、酸を生成している時間が長いほど虫歯になるリスクは高くなります。上の図を拡大していくと時間の円が大きくなるにつれて①~③の円も大きくなり虫歯のリスクも大きくなります。歯を磨くまでの時間・回数、食事にかかる時間・回数も虫歯ができる原因になっていることが分かります。

 まずは①菌ですが当院ではほぼ全員の患者様にご自身の菌を位相差顕微鏡によって確認して頂きます。残念ながら8割以上の方が保有している菌なので発見できて当たり前、口の中に虫歯の原因菌がいることは大きな問題ではありません。

では何が問題なのか?

その答えは口の中の菌の量とその菌の活動量です。

菌は口の中に食料(=糖)がたくさんあると仲間を集めて居心地が良い状態を作ります。そうすると菌の活動が活発になります。

「プラークコントロール」という言葉を耳にしたことがあると思いますがプラーク(=菌のかたまり)の量を減らし、糖の摂取を控え、菌の活動量を減らすことを意味しています。

口の中の菌を全て殺菌することはできませんが、菌が増えないようにコントロールすることが重要です。

 ②宿主要因ですが、虫歯は生活習慣病の一つなので歯や唾液の質だけでなく食べてすぐ寝る習慣があったり服用している薬の副作用だったり、口呼吸、喫煙、飲酒なども該当します。

歯質に関しては生まれつき弱い場合もありますし加齢や歯周病で歯茎の位置が下がってしまい虫歯になりやすい歯の根っこの部分が露出してしまうケースがあります。歯質は食後のブラッシングで酸性状態の緩和とフッ化物(フッ素)の応用で歯質の強化を図ります。

唾液も重要な働きをしていますので唾液の量を少なくしたり唾液の質をネバネバしたものにしてしまう喫煙・飲酒の習慣や呼吸で口の中を渇かしてしまう口呼吸なども要因として大きく関わるので習慣を変えることが重要です。

 ③糖ですが砂糖だけを取り上げた内容ではありません。ご飯など炭水化物に含まれるブドウ糖、果物の果糖、牛乳には乳糖と、普段口にする色々な物には糖が含まれます。

飲食のあと3分経つとお口の中が酸性になり、歯の表面のエナメル質が溶けやすい状態になります。その後時間をかけて再石灰化し、元の状態に戻っていきます。再石灰化とは、歯の表面のエナメル質を形成し直す働きを指します。飲食後に歯磨きをせず酸性になっている時間が長いと、再石灰化するよりも溶けるスピードの方が速くなり再石灰化が追いつかなくなり虫歯になってしまいます。

 ④(+α)時間ですが①~③が一緒に交わる時間が多く存在することで虫歯のリスクが上がります。

*ペットボトルの甘い飲み物を持ち歩いて飲みたいときに少しずつ飲む習慣がある

*飴やチョコレートなどの長時間口の中に滞在するものをよく食べる

*何かしながらだらだら食べる「ながら食べ」

*歯磨きの習慣がない、回数が少ない

などの要因で糖分が長く口の中に滞在する環境が作られてしまうのです。

再石灰化にも時間はかかりますがもちろん虫歯になるにもそれなりに時間がかかるのです。

虫歯になる原因が分かるとなんとなく改善策も見えてきたと思います。

人それぞれ原因は個々にありますが虫歯にならないために多くの方に共通する今すぐできることは

*食べたらすぐ磨く習慣を身につけること

*歯磨き粉はフッ素濃度の高いものを使用すること

*食べている時間と回数を少なくすること

だと思います。

宿主要因は複雑ですぐ分かる要因もあれば分からない要因もあります。気になることがあればご相談ください。

6月4日は虫歯予防デー

2023年6月4日

 みなさんこんにちは。

あっという間に6月に入り今年も半分の月日が過ぎていこうとしています。

気候も気温も落ち着かない毎日ですが体温調節、水分補給に気を付けて過ごしたいですね。

 さて本日6月4日は、む(6)し(4)ということで虫歯予防デーとされています。

ちょうど歯科検診の結果が返ってくる時期なのでお口の中のことが気になっている頃でもあるのではないでしょうか。

今回は今日からすぐに意識できる簡単な虫歯予防をご案内したいと思います。

 1.歯磨き:虫歯予防の基本は、毎日の歯磨きです。食後に毎回磨けると良いのですが、

      難しければ1日2回は必ず磨くこと、そして寝る前のはみがきは特に丁寧に

      磨くと虫歯予防には効果的です。適切な歯磨きの方法を実践しましょう。

        *歯ブラシを45度の角度で歯と歯茎の境目にあてて、

         優しく細かく動かします。

バス法(ブラッシング法の一つ)

        *歯と歯の間や奥歯の噛み合わせの面も忘れずに磨きましょう。 

        *歯磨き粉にはフッ素入りのものを選ぶと効果的です。

 

 2.フッ素の利用: フッ素は虫歯予防に非常に効果的です。

         高濃度フッ素配合の歯磨き粉やマウスウォッシュを使うことで、

         歯のエナメル質を強化し、虫歯の発生を予防することができます。

         適切なフッ素の利用はおすすめですが、高濃度フッ素配合歯磨剤の

         小児の使用や成人でも摂取量など注意が必要です。

3.補助清掃用具の使用: 歯ブラシだけでは歯と歯の間まで届きません。歯と歯の間の

           汚れや食べかすを取るために、デンタルフロスや歯間ブラシを

           使用します。デンタルフロスは歯と歯茎の間を優しくこすって、

           歯間ブラシは歯ブラシの届かない歯間に差し込んで磨くといった

           イメージで使い汚れを取り除きます。毎日の歯磨きと一緒に

           補助清掃用具を使用することで、虫歯のリスクを減らすことが

           できます。

フロス・歯間ブラシ
自分に合った道具選びが大事

4.食事の仕方: 食事内容や摂り方も虫歯予防に関係しています。砂糖やスポーツドリンク、

       炭酸飲料、甘いお菓子の摂取は歯に悪影響を及ぼすことがあります。

        *唾液が良く出るようにしっかり噛んで食べます。

         唾液が出ることで口の中の食べ物を流して汚れを減らしてくれます。

        *砂糖や甘い飲み物はできるだけ控えるよう意識します。

         特に粘着性の高いお菓子や飲み物は、歯に付着しやすく、虫歯の原因に

         なります。

        *1日3回の食事と1度の間食を目安に回数と時間を意識します。

         いくら歯磨きを丁寧にしても何度も食べ物を口にしているとやはり虫歯

         になります。メリハリをつけてだらだら食べないようにします。

5.定期的な歯科検診: 定期的な歯科検診は虫歯の早期発見と予防に重要な位置にあります。

          虫歯は最初穴が開いても痛みが無い場合があります。定期的に検診を

          受けていることで痛みのない軽度のうちに治療ができる可能性が高い

          です。

          さらにプロフェッショナルなクリーニングやフッ素の塗布などで、

          虫歯のリスクを低減させます。

虫歯は予防が可能な病気です。ぜひ虫歯にならないように出来ることから実践してみてください。文字でお伝えするのは限界がありますのでわからない、出来ないことがあればメンテナンスの時や歯周病の治療の時に気軽に質問してください。定期健診、メンテナンスは大事ですが日頃のセルフケア、生活習慣が虫歯予防の土台であり要となります。

次回もう少し虫歯の出来る仕組みについてお話出来たらと思います。

禁煙のメリット

2023年6月1日

皆さんはたばこを吸うと体に悪い!というのはよくご存じかと思います。

ガンなどの病気のリスク、運動機能の低下、歯周病の悪化など様々な悪影響を身体に及ぼします。

では逆に禁煙のメリットを考えたことはありますか?体に悪いとわかっていても、たばこを止められないという方は禁煙ができればこんな良いことがあるのだという風に考え方を変えられれば禁煙のチャンスが増えるかなと思います。

ですので、今回は喫煙のデメリットではなく禁煙のメリットについて考えてみましょう。

まず、禁煙を始めると直後に起こるいいことがあります。

それは周囲の人への汚染のリスクが減ります。大切な家族やパートナー、友人等への副流煙の心配が少なくなるのです。

約20分後には増加していた血圧と脈拍が正常値に戻り、更に手足の温度が戻って血行が改善されてきます。

約8時間後には血中の一酸化炭素濃度が下がり血中の酸素濃度が上がってきます。酸素濃度が上がると息苦しさなどが改善されます。

約24時間後には心臓発作の可能性が少なくなります。

数日後には味覚や嗅覚が改善し、食事を美味しく食べやすくなります。さらに歩行が楽になります。

約2~3週間から3ヵ月後には心臓や血管など循環機能が改善され心疾患等の発症率が下がります。

約1~9ヵ月後にはせきや喘息が改善し順調にいけばスタミナも戻ってきます。気道の自浄作用も改善されてきているので感染を引き起こし辛くなります。

約1年後には軽度・中等度の慢性閉塞性肺疾患のある方は改善がみられます。

 *慢性閉塞性肺疾患とはタバコの煙を吸入することで肺の中の気管支に炎症が起きせきやたんが出たり、息苦しさを感じたりする疾患です。主な原因は喫煙であり、喫煙者の約15~20%の方は発症しているものになります。

約2~4年後には虚血性心疾患のリスクが喫煙を続けている時と比べ35%程減少します。脳梗塞のリスクも顕著に減少することがわかっています。

約5~9年禁煙を続けられると肺がんのリスクも喫煙時と比べて大幅に減少します。

約10年後には様々な病気のリスクが非喫煙者と同じくらいになります。

わかりやすくまとめられた表がありますのでこちらも見てみてください。

引用元:禁煙の効果 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

禁煙には色々なメリットがありますがさらに

・目覚めが良くなった

・たばこ代が浮いて貯金や、別の必要なことに使えるようになった

・お肌が綺麗になった 

など良いことがたくさんあります。

何より貴方自身のことはもちろん、健康で長生きすることで貴方の周りの人々を大事にすることができます。

自分だけのことだから…と切り捨てるのではなく周りの人々のためにもまずはその1本を止めてみませんか?

私たちかわごえ歯科医院のスタッフ一同も貴方の禁煙の第1歩にご協力させて頂きますので是非お気軽にご連絡ください。

禁煙の効果 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

中村 正和氏   参考

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