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かわごえ歯科 blog / ブログ

乾燥撃退!潤いを取り戻そう!

2023年07月3日

皆さんこんにちは。淀川区加島の川越歯科医院です。

じめじめとした暑さが続きます。これからますます気温が上がる時期、こまめに水分補給をして熱中症に気を付けて頂けたらと思います。

 さて、唾液がいろんな力を持っていることを以前にお話しました。しかし唾液の量が少々少なくてもすぐには気付けません。診させていただいた時に乾燥傾向にある場合は軽くお声かけさせて頂いております。ご自身で気になる方はメンテナンス時などにお気軽にお尋ねください。

 唾液の量が少ないことは、一般的に口渇(こうかつ)、ドライマウスと呼ばれます。唾液の減少はさまざまな原因による可能性があります。まずは自分の唾液の減少の原因を知ることが大事な一歩だと思います。以下にいくつかの一般的な原因と対処法を挙げますが疾病、薬関連の原因もございますので独断で判断せずに主治医やお近くの歯医者さんにご相談の上必要十分で実践してみてください。

1.唾液が減ったと感じる時に考えられる理由

薬の副作用: 一部の薬(降圧薬、抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、抗不整脈薬など)は、副作用で唾液の減少を引き起こすことがあります。もし唾液の減少が薬の副作用と関連している可能性がある場合は、処方箋を出した医師に相談し、代替薬や対処法の選択肢を検討してください。

口呼吸: 近年特にマスク着用の影響もあって口呼吸をされる方が増えています。口を開けたままでの呼吸は、唾液の蒸発を増加させ、ドライマウスを引き起こす可能性があります。鼻呼吸を心掛けることで、唾液の蒸発を防ぐことができます。

喫煙・飲酒:煙草を吸われている方やお酒を飲んだ翌日などは口の渇きを感じることが多いのではないでしょうか。タバコはニコチンの作用により交感神経優位の状態になります。交感神経優位の状態ではさらさらとしたものではなく粘液性の唾液が分泌されます。さらに分泌量も減りますので余計に乾いていると感じるでしょう。飲酒は発汗や利尿作用を伴いますので脱水状態になりやすいので口の中も乾燥してしまいます。

タバコに関しては解決策は禁煙です。お酒に関しても飲みすぎないこと、毎日飲まないことに加えてお酒以外のお茶、水などをお酒の間に挟んで水分補給をしましょう。

疾病:シェーグレン症候群・唾液腺炎・肝硬変・糖尿病などの症状、合併症により唾液の減少がみられます。シェーグレン症候群、唾液腺炎であれば唾液の減少について説明を受けると思いますが肝硬変、糖尿病となると唾液の減少まで説明を受けることは少ないと思いますので、ドライマウスの自覚症状が出てから疾病との関係を知られる方が多いと思います。

加齢: 年齢とともに、唾液の分泌量は減少する傾向があります。これは自然な生理的変化ですが、水分摂取を増やしたり、口を清潔に保つことで症状を緩和できる場合があります。

神経性口渇: 新生活、舞台発表、事故、試験。日々のストレスや緊張、不安が原因で唾液の分泌が減少することがあります。リラクゼーション法やストレスマネジメントの技術を試してみることで、唾液の分泌を促進することができるかもしれません。

いかがでしたしょうか。

…もしかしたら、と思い当たる事象はありましたか?ドライマウスは気付かないうちに進行していきます。口呼吸やストレス、喫煙・飲酒は特に習慣になっていることが多く乾燥している事にも気づきにくいですがこの習慣に加齢、疾病、服薬が伴い乾燥による口腔組織の状態悪化が進むと食べ物で粘膜や歯茎を傷つけやすくなったり舌が痛くなったり長時間喋りにくいなど機能障害が出始めます。当然、虫歯や歯周病にも大きなリスクとなるので気になる方は早いうちから予防、対策しておくことが良いでしょう。

唾液の分泌を増やす方法はいくつかあります。以下にいくつかの方法を紹介しますが、具体的な医療アドバイスや病状に関する情報は、医師や歯科医師に相談することをお勧めします。

2.気軽に実践できるドライマウスの予防と対策

水分を摂取する: 水分をこまめに摂ることは唾液の分泌を促進します。1日に十分な量の水を飲むように心掛けましょう。

キシリトール入りのガムを噛む: キシリトールは唾液の分泌を促進するうえに虫歯を抑制する効果があります。

噛むことを意識する: 噛むことによって唾液の分泌が刺激されます。硬い食べ物やガムを噛むことで唾液の分泌を促進させることができます。しかし歯の健康度は人それぞれです。無理せずストレスにならない硬さのものを選んでよく噛みましょう。

唾液代替製品を使用する: 唾液の分泌が不足している場合、唾液代替製品(例: 口腔スプレー、ゼリー状の製品)を使用することもできます。ただし、長期的な解決策ではないため、医師の指示に従って使用してください。

口の中や唾液腺を刺激する: 唾液の分泌を促すためには、舌や口の中を刺激することが有効です。舌を上下左右に動かしたり、口腔内のマッサージを行うことで刺激を与えることができます。また、唾液腺を外側から刺激することで唾液の分泌を促すことができます。特に食事前のマッサージを習慣にすると唾液が出やすくなるのでおススメです。

食事前の唾液腺マッサージを習慣にすることで唾液を出やすくします

 唾液は口の中の治安を守るスーパーマンです。是非今日は唾液が出ているのを感じながらよく噛んで美味しくお食事してくださいね!

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