人生百年時代を元気に笑って暮らす!
2023年05月10日
先日、患者様から頂きましたお菓子の包装紙「あなたの笑顔がたからもの」という元気が出る言葉とお地蔵さんが穏やかに並んでいてほっこりさせていただきました。
中に入っていたみかさもとても美味しかったです。ありがとうございます。
私たちもこの包装紙と同じ気持ちで皆様をお出迎えしたいと思っております。
さてここ数年、「人生100年時代」という言葉をよく耳にするようになったと感じます。
―寿命が延びた、超高齢化社会に不安を感じる、そんなに生きたくない…
「人生100年時代」と聞いた時に受ける印象は様々だと思いますがこの言葉から何を読み取ることが必要なのか考えてみました。
「人生100年時代」という言葉は、2007年に日本で生まれたお子さんの約半数が107歳まで生きると予測されていることから日本でも注視されるようになってきました。
そのため厚生労働省が人生100年時代構想会議を平成29年に設立し政策を検討するための会議を行っています。
現在取り組まれている政策に
・幼児教育の無償化
・待機児童の解消
・介護人材の処遇改善
・リカレント教育
・高齢者雇用の促進
などが挙げられていました。
軸に「人づくり革命」と掲げてあり教育面や少子化対策も多く見られる中、これからの超高齢化社会政策として「リカレント教育 高齢者雇用の促進」
―「労働者が何歳になっても必要な能力・スキルを身につけることができるよう、リカレント教育機会の拡充に取り組んでいます」
―「働きたいと考える高齢者の希望をかなえるために、高齢者の就業促進策に取り組んでいます」
リカレント教育については、年齢は関係ありませんがより多くの方が長く働ける仕組みと捉えました。
そして人生100年時代ともなると80歳くらいまで働かないと暮らしていけないと想定し、中高年を中途採用する企業の増加促進、公務員の定年引上げ等の政策が挙げられておりました。
若年層には100年の人生を健やかに生きていくための教育・環境作り、中高年層には社会とのつながりを保ちつつより長く経済的、身体的に自立した生活を送れるように取り組まれているように見えます。
100年の寿命があっても日々生活に不安や我慢、諦めを持ちながら生きることはその年月が長ければ長いほど辛い時間となり、想像すると確かに「そんなに生きたくない…」という気持ちになりました。
―「どうせ生きるなら健康で楽しく生きたい!!」
だとすると経済的、健康面についての不安を解消すること、そして出来れば一緒に旅行したりする気の許せるパートナー・お友達の存在や、気に掛け合うご近所付き合いなどがあるといいなと思いました。
歯科の視点から見ると食べたいものがなんでも食べられる、笑うこと・お話することが楽しいなどでしょうか。
口の衰えから心身の衰えに発展するということでオーラルフレイルという言葉もよく言われます。
私達は歯科の分野から多くの方の100年の人生を健康で笑顔の多いものにしたいと考えています。
もしご自身の未来について興味が湧きましたら人間ドック、検診などを受けて自分の健康を考える一歩を踏み出していただけたら嬉しいです。
当院も皆様の人生100年のサポート出来るようお待ちしております。