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オーラルフレイルの予防で人生100年時代の課題をクリアしよう!

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かわごえ歯科 blog / ブログ

オーラルフレイルの予防で人生100年時代の課題をクリアしよう!

2023年07月20日

皆さんこんにちは、淀川区加島の川越歯科医院です。人生100年時代のお話となるとどうしても備えることや気を付けることが多くなってしまいますね。

今までサルコペニア、ロコモティブシンドローム、フレイルとたくさん横文字が出てきました。さらにフレイルは身体的、精神(心理)的、社会的と分類されこれらは相互に影響しあい、症状を進行させていきます。そしてその全ての始まりであるとされるのがオーラルフレイル、口腔機能低下症です。

オーラルフレイルとは

オーラルフレイルは口の衰えを指す言葉であり、具体的には咬む、飲み込む、発音する機能の衰えを意味しています。

むし歯や歯周病の進行で、歯が抜けたり痛みが出ることで会話や食事に支障が出て、人と話すのを避けたり、食欲が低下し外食の回数が減るなどして日常の活動範囲が狭くなっていきます。噛む力や舌の筋力が衰えれば、食べる量も低下して低栄養の状態になりますし、会話が減れば社会的に孤立していきます。さらに機能低下が進行すると、咀嚼や嚥下にも障害が起こり、誰かが介助しなければ食事ができない、要介護の状態になってしまうこともあります。

流してしまいやすい小さな変化ですがご自身で気付くこともできますし、周囲の方が気付けることもありますので是非チェックしていきましょう!

オーラルフレイル進行中?こんな変化に要注意!

1.奥歯でしっかりと噛めない
2.噛むと痛みや不快感がある
3.食べこぼしがある
4.むせやすい
5.口が乾く
6.滑舌が悪くなっている

1,2の場合歯に何らかの問題があると思われますので放置せず治療を受けて出来るだけ噛める状態を作ります。咬まないと口周辺の筋肉の低下につながるので咬める状態をつくることが予防の近道です。3,4は口だけの問題ではなく姿勢や身体全体の筋力低下も関わっています。5は唾液の分泌量の低下と口周りの筋力低下、6も5と同じでそれに加えて歯の喪失が原因と考えられます。

オーラルフレイルの進行抑制と予防・管理

歯科治療による咬合機能の回復:歯周病やむし歯の治療、入れ歯の作成など、口腔疾患の治療を行います。

口腔リハビリテーションによる運動機能の回復:口腔機能低下症の改善を目指し、口腔筋肉のトレーニングや口腔機能の改善を促します。これには、口腔筋肉の強化や柔軟性の向上、嚥下訓練、舌の運動訓練、唾液分泌の促進などが含まれます。

栄養管理:バランスの取れた食事を摂り、栄養素を適切に補給します。特にたんぱく質やカルシウム、ビタミンDなどの摂取が要となりますが口腔機能低下により栄養摂取が困難な場合、栄養状態を改善するための栄養サポートが必要となります。栄養士の指導のもと、食事内容の見直しや栄養補助食品の使用が行われる場合があります。

薬物管理:口腔機能低下症に関連する薬物の副作用を最小限に抑えるため、医師との相談のもとで薬物管理が行われる場合があります。

定期的な口腔ケア:口腔機能低下症を予防し管理するために、口腔衛生の維持が重要です。適切な歯磨きやうがい、定期検診も重要です。

放置はNG!気になることや少しの変化も担当医や周囲の人と共有しましょう!

オーラルフレイルはとても些細な変化から始まります。大好きだったお煎餅やピーナッツが咬みづらくなってお饅頭やカステラを選んでいたり、乾いた食べ物でむせやすかったり、歯の喪失などにより笑うこと、話すことが嫌になったり。

確かに変化はありますが

「○○しなければ痛くない」

「人前で笑わないし話も別にしない」

このように「しない」選択をすることで変化を放置しているとオーラルフレイル診断のステージ3の口腔機能低下症になり、低栄養も深刻となり身体的フレイルの進行、社会的フレイル・精神的フレイルの進行に繋がっていきます。

「どこかおいしいお店で外食したい」

「お友達を誘って旅行に行こう」

いつまでもそう思えるように実際に行動して笑顔で過ごせるようにまた今日からお口の健康、身体の健康を守っていきましょう!

さっそく近くの公園をどなたかとお話しながら散歩などいかがでしょうか(^^)

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。

※現在、初診、再初診の方の受付は行っておりません

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