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歯磨き粉の成分について

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かわごえ歯科 blog / ブログ

歯磨き粉の成分について

2023年06月19日

皆さんこんにちは。淀川区加島の川越歯科医院です。今回は歯磨き粉についてお話していきたいと思います。

様々な歯磨き粉が販売されていますが、皆さんはどんな歯磨き粉が自分に合っているかなと意識しながら購入されていますか?自分に合う歯磨き粉を見つけられるようにどんな成分があるのか、どんな効果があるのかを紹介していきますね。

歯磨き粉は日本薬事法により基本成分のみで構成されている「化粧品」と基本成分に薬用成分が入っている「医薬部外品」の2種類に分かれています。歯周病やむし歯の予防により力を入れたい場合は医薬部外品の歯磨き粉を選びましょう。あ

それでは詳しく成分をご紹介していきます。

〈基本成分〉

・清掃剤(研磨剤)

 働き:歯の表面を傷つけずにプラークやステインなどの歯の表面の汚れを落とす。
 主成分:リン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム、無水ケイ酸、炭酸カルシウム

・湿潤剤

 働き:歯磨剤に適度の湿り気を与え分離などを防ぐ。
 主成分:グリセリン、ソルビトール

・発泡剤

 働き:口中に歯磨剤を拡散させて洗浄し、汚れを除去する。
 主成分:ラウリル硫酸ナトリウム

・粘結剤

 働き:粉体と液体成分とを結合させ、適度な粘性を与える。
 主成分:カルボキシメチルセルロスナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン

・香味剤

 働き:爽快感と香りをつけ、歯磨剤を使いやすくする。
 主成分:サッカリンナトリウム、メントール、ミント類

・保存料

 働き:変質を防ぐ。
 主成分:安息香酸ナトリウム

〈薬用成分〉

齲蝕(虫歯)予防

 主成分:モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化ナトリウム

・歯肉炎予防

 主成分:塩化セチルピリジニウム(CPC)、塩化ベンザルコニウム、トリクロサン

・歯周病(歯肉炎・歯周炎)予防

 主成分:塩化クロルヘキシジン、トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム、           β-グリチルリチン  酸、ビタミンE、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、塩化ナトリウム(塩)

・プラークの分解

 主成分:デキストラナーゼ

・歯石沈着防止

 主成分:ポリリン酸ナトリウム

・知覚過敏抑制

 主成分:乳酸アルミニウム、硝酸カリウム

・タバコのヤニ除去

 主成分:ポリエチレングリコール

など歯磨き粉には様々な成分が入っています。むし歯が気になるならフッ素がたくさん入ったものを選んでもらったり、歯肉の炎症が気になっていたら歯肉炎予防成分である塩化セチルピリジニウム(CPC)などの表記があるものを選んだりしてみると良いでしょう。

歯磨き粉の種類には無添加のものや低刺激なもの、ジェルタイプのもの液体タイプのものなどたくさんあります。

当医院では高濃度フッ素配合のチェックアップや歯周病予防に特化したリペリオなどが置いてありご希望でしたらお買い求めいただけます。

右から(チェックアップスタンダード、コンクールジェルコートF、入れ歯専用歯みがきアルバデント、リペリオ)

お口の中は人それぞれ千差万別です。自分に何が合っているのかわからないという方は歯磨き粉を含めハブラシなどもぜひご相談ください!一緒にどんなものがいいか選んでいきましょう!

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当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。

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